シーズン4が始まり6週間が経ちました。
今年も早いもので半分が経過しようとしていますね。
ちなみに2017年前半に対戦オフに参加した回数を数えたら9回もありました笑
現在の自分のレートは、メインROMが1955、サブROMが1922です。

この1週間で2ROMともレートを100近く上げることができました。
サブROMも今は溶かしてしまいましたが一度1985まで行けたのでそろそろ2000に乗せたいところです。
ここまではヘラクレセクチートを使って上げたのですが、先週から構築を少し変更しました。
正直、改良ではなく改悪になってしまうのでは、という疑念もあったのですが実際レートの調子が良くなったので変更して正解でした。
今回は、変更する前のポケモン、ミミッキュの型について少し話したいと思います。

ヘラクロスやクチートと組ませたミミッキュは、この2体をサポートできる型が相性も良いです。
そのサポート手段として真っ先に挙げられる技は、やはり
トリックルームでしょうか。
ポリゴン2とは異なり、呪いと組み合わせることでトリックルームターンを有効に活用することができます。
そういうわけで、サポート役としてトリックルームミミッキュを使っていた・・・わけではなく、
電磁波ミミッキュを使っていました。
7世代で弱体化した電磁波ですが、ミミッキュの電磁波はトリックルームとはまた違う強さがありました。
一点目は、
化けの皮を盾に強引に電磁波を撒くことができるということ。
ゲンガー、リザードン、カプ・テテフなどに対して対面から強引に電磁波を撒くことができるのはやはりミミッキュならではの芸当と言えます。
さらに、ミミッキュはSがそこそこあり電磁波を読まれにくいため、基本的に挑発などに阻害されることなく電磁波を撒くことができます。
二点目は、
起点を回避することができるということ。
積んでくるリザードン、ウルガモス、ギャラドスなどに対して電磁波を撒くことで全抜きを阻止することが可能です。
ミミッキュのHPがリザードンのニトロチャージ圏内などの場合は起点阻止できませんが、十分にHPが残っていれば起点になることはありません。
電磁波ミミッキュの長所は主に上記二点です。
ミミッキュで電磁波を撒いてヘラクロスやクチートが倒せる範囲を広げる、これが一番の目的でした。
しかし、この電磁波ミミッキュを解雇した理由は以下にあります。
電磁波を撒く主な仮想敵は、ゲンガー、ゲッコウガ、リザードンでした。



この3体のうち「
電磁波を撒く価値があるポケモン」はリザードンだけなんですよね。
ミミッキュがリザードンに化けの皮を盾にして電磁波を撒いた後の行動は居座りではなく、クレセリアかガブリアスに交代です。
つまり、サイクルを回すことでヘラクロスやクチートがリザードンと対面することが度々発生するわけです。
それに対し、ゲンガーやゲッコウガの場合はどうでしょう?
ミミッキュがゲンガー、ゲッコウガに電磁波を撒いた後の行動は交代ですか?
いいえ、普通は居座ってゲンガー、ゲッコウガを倒しにかかります。
また、麻痺したゲンガー、ゲッコウガも居座って切ってくることが多いです。
そう、サイクルを回さないのであればヘラクロスやクチートがゲンガー、ゲッコウガと対面することはまずないのです。
つまり、
ミミッキュでわざわざ電磁波を撒いてゲンガー、ゲッコウガを機能停止させるくらいならZで倒しにかかった方が早い、という一つの結論に辿り着きました。
電磁波の命中率が100ならまだしも、90に弱体化した今わざわざミミッキュで電磁波を撒く価値はそこまでないように感じたので、今は解雇しました。
ゲンガーに電磁波を撒く価値があるとすれば、鬼火を打たれ霊Zを耐えられ次のターンに逃げられ、その後ヘラクロスやクチートに死に出ししてくることを避けるため、くらいでしょうか。
当初は「ミミッキュで電磁波撒いたら強くね?」とか思ってましたが、実際はそれほど価値がある技ではありませんでした。
このミミッキュを使うとすれば、電磁波を撒いて呪いで退場した後、ウルガモス、霊獣ボルトロス、オニゴーリなどで積んだ方がよっぽど採用価値があると感じました。
今回、「
サイクル寄りの構築で電磁波を撒くならば、サイクルを回さなければまるで意味がない」という当たり前のことを考えるようになりました。
最初は「強そう」と感じても実際に対戦すると「いやそうでもねーな」となることはしばしばあるでしょう。
そういったことの繰り返しが構築の完成度を高めることにつながる、ということが少しでも伝わればと思います。