ドラゴンボール超 未来トランクス編 感想

「ドラゴンボール超」では、今年の6月中旬から11月下旬にかけて未来トランクス編が放送されました。
放送期間は約5ヶ月間と長期にわたり、ストーリーのスケールも大きく過去のシリーズと比べると全体的に最も良い出来だった、というのが率直な感想です。


①未来トランクスの再登場

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今シリーズの主人公ポジションとも言える未来トランクスが人造人間・セル編以来の登場となりました。
人造人間の時と同様に未来の世界で強敵が現れたことを理由に過去の悟空やベジータがいる時代にタイムマシンでやって来たことが事の発端でした。
未来トランクスの時代にはトランクス以外のサイヤ人はすでに存在せず戦力不足であるため、強敵が現れるとついつい過去の悟空たちを頼りがちな側面が未来トランクスにはありますね。
とはいえ、人造人間の時より遥かにひどい世界で生き抜くことを強いられていたため、悟空たちを頼るのも仕方ないのかなと思います。

この過去のサイヤ人に頼りがちな未来トランクスの甘いところは、序盤のベジータとのやりとりで描かれていました。
未来トランクスの「父さんたちがこんなに強いなら安心だ」というセリフを聞いたベジータが「甘ったれるな!俺の息子なら自分の手でケリをつけろ!」みたいなことを言った場面はかなり印象に残っています。
そして、これが伏線となって最終的に未来トランクスが自分の手で敵を打ち倒しました。
このシーンはまさに、過去のサイヤ人に頼りがちだった未来トランクスが大きく成長できた瞬間ですよね。
悟空やベジータが超サイヤ人ブルーになって闘う中、通常の超サイヤ人のまま立ち向かい続けた未来トランクスは本当にカッコよかったです。


②敵が界王神

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破壊神ビルスを除けば神を敵にするというストーリーは今シリーズが初めてでした。
今回の敵となった第10宇宙の界王神(見習い)ザマスは、もともと人間の存在を嫌っており、悟空との戦闘が決定打となり人間を排除する計画を“一人で”企てました。
ザマスのなにがすごいかというと、自分の理念を突き通し人間を必ず撲滅させるという執念ですよね。
これは師匠(?)であるゴワス殺害計画やスーパードラゴンボールの使用に表れています。

スーパードラゴンボールによってザマスは2つの願いを叶えました。
1つ目は自分の身体と悟空の身体を入れ替えること。
これによりザマスは悟空の身体を手に入れ、後述するゴクウブラックが誕生したというわけです。
2つ目は自身の身体を不死身にすること。
これは未来トランクスの時代のザマスの身体を不死身をしたという意で、これによりゴクウブラックと不死身ザマスのコンビが誕生しました。
ここまで執念深い計画性は過去の敵キャラには見られません。
そういう意味でもザマスはキャラが濃かったと言えますし、未来トランクス編が面白いと感じた要因の一つでもありました。


③ゴクウブラックの存在

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「見た目は悟空、頭脳はザマス、その名はゴクウブラック!」←謎解明時考えたフレーズ
ゴクウブラックの正体はスーパードラゴンボールによって生み出された悟空ではなく悟空たちがいる方の時代のザマスが悟空と身体を入れ替えた姿で、謎が解明された時は驚きを隠せませんでした。

ゴクウブラックはなによりその戦闘力の高さで悟空やベジータを圧倒し、スーパーサイヤ人ロゼというゴクウブラックだけがなれる姿に変身することができます。
ベジータが3度目の対決の際、「所詮は身体を乗っ取っただけ。サイヤ人の細胞がないお前にサイヤ人の身体を使いこなすことはできない。」みたいなことを言ってましたが、それにしてはかなり強い設定だったと感じます。
悟空たちと闘うたびに強くなると言っていたので強い理由は分かりますが、中身がザマスで最初の戦闘時に悟空にボロ負けしていることを考慮するとやはり強すぎるなぁと思いました。
超サイヤ人ブルーの悟空が2度も負けたので、そう感じるのも無理ないかもしれません。


④ベジットの登場

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ゴクウブラックのあまりの強さに1度ならまだしも2度も負け、自分たちの時代に逃げ帰る形となってしまった悟空とベジータに残された勝機の一つ。
ゴクウブラックと不死身ザマスがポタラで合体した時点で察していましたが、悟空とベジータが合体してベジットとなる展開はかなり燃えましたね。
ベジットというと、やはり魔人ブウ編でのあの圧倒的な強さを示した感じがたまらなく良いのです。
今回もやや押されるところはあったもののザマスを油断させたり圧倒したりすることでベジットらしさが際立っていました

ベジットvsザマスだけに限らず、今シリーズはほぼすべての戦闘シーンの作画が安定しているどころか中には劇場版級のものまであり、見応えがありかなり満足しています。
戦闘回は制作側の本気度がより伝わってきた回でした。


ここまで未来トランクス編を通して良いと感じた点について書きましたが、納得のいかないシーンもいくつかありました。

・未来トランクスと悟飯の再開
→あまり感動しなかったが最後に悟飯が登場する場面は良かった。

・2度目の対決でチチや悟天が殺されたことを知り、怒り少し覚醒(?)するもあっけなくやられる悟空
→主人公にしては情けなさすぎる。

・魔封波でザマスの封印に成功するも肝心のお札を忘れすぐに復活
→“魔封波”というワードを出したかっただけ感が否めない。

・最終的に全王様がザマスが支配した世界を消滅させた
→結局そうなるのか。そもそも最初から全王様呼んで勝ちやん。

特に、全王様がすべて解決してしまったという展開は、悟空が全王様から例のボタンをもらった際に「このボタンで呼び出された全王様が丸ごと解決みたいな展開ワンチャンあるんじゃないか」と勝手に予想していたため、まさかそれが当たってしまい少し悲しかったです。
ザマスを倒したのは未来トランクスだが、問題解決にまで至ったのは全王様のおかげでしかないため、盛り上がりに欠けたと思います。


とはいえ、以上の不満要素を踏まえても今回の未来トランクス編は素晴らしい出来だったと感じています。
初期の劇場版焼き直しのシリーズと比べると、ストーリーもキャラもよく仕上がっており、なにより作画・演出が比べ物にならないくらい良いものとなっていました。
今後のドラゴンボール超も作画班が過労死してしまわない程度に良い作画を期待しています。

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